初期仏教の話初期仏教のお話21 仏・法・僧へのマインドフルネス(三隨念) 初期仏典の言葉であるパーリ語で、satiという語がマインドフルネス(mindfulness)と英訳されました。マインドフルネスは、仏典には「三隨念」などとして登場します。これは仏・法・僧という三つの対象へ注意を向ける(マインドフルネス)ことです。その内容とはどのようなものだったのでしょうか。初期仏教の話
初期仏教の話初期仏教のお話20 呼吸へのマインドフルネス 初期仏典にはアーナーパーナサティという呼吸へのマインドフルネス(念)修習法が記されています。16段階に沿って呼吸へ注意を向けることで果を得るというものです。後に「数息観」とも呼ばれました。今でも上座仏教においては重要な修習法です。初期仏教の話
お知らせお知らせ ・2024年、9月のお彼岸は19日(木)~25日(水)です。 お花(あせび)は、あせび農家の廃業や人手不足、暑い天候などの影響で、 あまり多く入荷できておりません。 また質も以前ほど安定しておらず、寺の玄関前にない場合もございます。 今後...お知らせ
初期仏教の話初期仏教のお話19 お釈迦様以外の思想家(3)「六師外道」 お釈迦様以外の思想家として、パグダ・カッチャーヤナ、サンジャヤ・ペーラッティプッタ、ニガンタ・ナータプッタなどがいました。お釈迦さまの思想は、当時のインドのヴェーダの宗教の思想や、他の多くの思想家の影響を受け、形作られていったと思われます。初期仏教の話
初期仏教の話初期仏教のお話18 「初期仏教」と「浄土真宗」 「初期仏教」と「浄土真宗」の関係はどのようなものでしょうか。開祖とされる親鸞は、七高僧の第一祖に龍樹をあげています。龍樹を「有無の見解をことごとく破る」とした親鸞の教えは、「初期仏教」と「浄土真宗」の関係を感じるに大事な個所ではないでしょうか。初期仏教の話
初期仏教の話初期仏教のお話17 古代インドの「動物」(畜生)たち 古代インドでは、動物(虫)を「畜生」という区分で考えていたようです。とても苦しい境遇であり、前世において悪い行為をすることで苦しい境遇へ落ちていくのだと。人間に生まれることは非常に稀であり、人間として生まれたからには、善を行い修行をして輪廻から脱することを説きました。初期仏教の話
お知らせお知らせ ・2023年、8月のお盆は13日(日)~16日(水)です(東京は一般的に7月お盆です)。 お花(あせび)が天候などの影響で、入荷できておりません。 お花やお線香は、お墓参りにおいて特に必須なものではございません。 お念仏が最も大事でござい...お知らせ
初期仏教の話初期仏教のお話16 お釈迦様以外の思想家(2)「六師外道」 マッカリ・ゴーサーラは、アージーヴィカ教の教祖とされ、運命論を説きました。また、アジタ・ケーサカンバリンは今でいうところの唯物論を説きました。お釈迦さま以外にも、当時たくさんの自由思想家が存在したようです。初期仏教の話